サッカー漫画の伝統と言えば、キャプテン翼や、シュート!などが有名ですが、昨今、新しいアプローチのサッカー漫画が増えてきました。
私が面白いと思ったサッカー漫画ベスト5をご紹介します!
フットボールネーション
超理論派サッカー漫画。アマチュアチームがプロリーグチームに挑む本格サッカー漫画
連載雑誌:ビッグコミックスペリオール
連載中:17巻(2023/06現在)
作者:大竹ユキ
多くのサッカー漫画の舞台が、高校サッカーなことに対して、フットボールネーションの舞台は社会人リーグ。そして、戦術的なサッカーの組み立てではなく、筋肉の使い方や、身体の動かし方で選手を育てていくサッカー漫画だ。
あっているのかどうかは分からないが、この漫画に描いてある筋肉のつけかた、身体の動かし方は他のスポーツにも通ずるものがあると感じている。
とはいえ、頭でっかちの文字多い系の展開のみならず、どんどん新しい仲間が入ってチームが強くなっていく姿は爽快感があります。
GIANT KILLING
主人公は監督!?Jリーグのプロチームを舞台に、弱小チームから強豪チームへのプロセスを爽快に描いた物語
連載雑誌:モーニング
連載中:61巻(2023/06現在)
作者:ツジトモ(作画)綱本将也(原案)
弱小プロチームETUを元カリスマ選手の達海が監督となり、ジャイアントキリング(格上に勝つ)を起こす物語。
監督が主人公となって進んでいくと思いきや、選手一人一人がメインになることや、クラブチームとの関り、サポートの関係、他チームとの関係などリアルに描いている。
もう一人の主役とも言える椿の成長する姿も見ていてワクワクする。
アオアシ
ジュニアユースチームを舞台に田舎から出てきた少年が、最強のSB(サイドバック)になるサッカー漫画
連載雑誌:ビッグコミックスピリッツ
連載中:32巻(2023/06現在)
作者:小林有吾
こちらも、高校サッカーではあるのですが、舞台はジュニアユースです。
主人公は上手くはないのですが、俯瞰の目をもった少年。
曽田正人さんのような熱さが感じられる画力に、困難に立ち向かっていく主人公。
度重なる「覚醒」により、成長していく姿にはワクワクがとまらない。
ブルーロック
決定力不足の日本最高への問題提起。最強のストライカーを目指してライバルたちを倒してシュートを決める
連載雑誌:週刊少年マガジン
連載中:24巻(2023/06現在)
原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介
最強のエゴイズムをもった世界一のストライカーを発掘し育成するために、ブルーロックという隔離施設で、キャラクター豊かなライバルにもまれながらも
覚醒していく物語。
フットボールネーションと比べると大分ファンタジーなサッカー漫画。必殺技じゃないけど、結構そんな感じのキャプテン翼現代版的なぶっとんだサッカー漫画です。
TIEMPO-ティエンポ-
ビビりのサッカー少年と俺様FWの凸凹サッカーコンビの高校サッカー
連載雑誌:となりのヤングジャンプ
連載中:15巻(2023/06現在)
作者:飯野大祐
泣き虫フットボリスタが奇跡を紡ぐ、熱き高校サッカー物語開幕!! 中学校からサッカーを始め、それなりに充実した日々を送っていた瀬戸柚樹。しかし、サッカー部に1つ年上の朝美圭右が入部したことで、事態は一変。「叱責地獄」の毎日が始まることになり……!?
総評
サッカー漫画が増えてきましたが、監督から、SB、FW、MFと色んなポジションの主人公がいるし、見せ方も多種多様です。
その中でもやはり現代サッカーに必要な力の大きい部分に、俯瞰がありますね。やはり、この力は現代サッカーに置いて不可欠です。